翻訳と辞書
Words near each other
・ イントラテック TEC-DC9
・ イントラネット
・ イントラムロス
・ イントラレーシック
・ イントラ・フェストゥム
・ イントラーニャ
・ イントルーダー
・ イントルーダー 怒りの翼
・ イントルーダーズ
・ イントレピッド
イントレピッド (CV11)
・ イントレピッド (戦列艦・2代)
・ イントレピッド (空母)
・ イントレピッド (駆逐艦)
・ イントレピッド海上航空宇宙博物館
・ イントレピッド海洋航空宇宙博物館
・ イントレピッド級
・ イントレピッド級戦列艦
・ イントレランス
・ イントロ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

イントレピッド (CV11) : ミニ英和和英辞書
イントレピッド (CV11)
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


イントレピッド (CV11) ( リダイレクト:イントレピッド (空母) ) : ウィキペディア日本語版
イントレピッド (空母)

イントレピッドUSS Intrepid, CV/CVA/CVS-11)は、アメリカ海軍航空母艦エセックス級航空母艦としては5番目に就役した。その名を持つ艦としては4隻目。太平洋戦争大東亜戦争)ではレイテ沖海戦などに参加、その後マーキュリー計画ジェミニ計画で宇宙船の回収母艦を務め、ベトナム戦争にも参加した。2009年現在はニューヨーク市で博物館として公開されている。
== 艦歴 ==
イントレピッドはバージニア州ニューポートニューズニューポート・ニューズ造船所で建造され、第二次世界大戦真っ只中の1943年4月26日にジョン・ハワード・フーヴァー夫人によって命名、進水した。1943年8月16日、トーマス・L・スプレイグ艦長の下就役し、カリブ海で慣熟訓練を行う。太平洋戦線で激戦が続く1944年2月17日トラック島空襲に参加。同日夜、日本軍機の雷撃で魚雷1本が命中して大きな損害を被った。

1944年10月にレイテ沖海戦に参加、10月30日に日本海軍の特攻機が銃座に激突し、12名が死亡、6名が負傷した。乗員による熟練したダメージコントロールでまもなく発艦作業を再開する。同年11月25日、2機の特攻機が激突、69名が死亡する。艦の推進力には影響が及ばず、2時間以内に消火作業を完了した。
翌1945年には、硫黄島上陸作戦の支援、沖縄戦アイスバーグ作戦)、日本本土空襲作戦に参加。沖縄水上特攻作戦に出撃した戦艦大和以下の日本海軍第二艦隊(第一遊撃部隊)に対する空襲作戦にも参加し、大和の撃沈に貢献した。その間、3月18日と4月16日の二度にわたって神風特別攻撃隊特攻機の体当たり攻撃により損傷したが、沈むことなく無事に終戦を迎えている。1945年8月に日本連合国に対して降伏すると、イントレピッドは8月21日に占領の支援を開始する。12月2日に横須賀を出港、15日にカリフォルニア州サン・ペドロに到着する。
1950年代初期の再就役時に攻撃空母(CVA-11)に艦種変更され朝鮮戦争で使用された。1950年代中期にジェット機対応化やアングルドデッキ付加など近代化改装を受けた。1950年代末期には、対潜水艦作戦支援空母(CVS-11)に艦種変更された。1965年にはジェミニ計画の支援につき、大西洋上で着水した宇宙船ジェミニ3号を回収している。その後、FRAM改装を受け、1966年にはベトナム戦争に投入され、A-4スカイホーク艦上攻撃機などを搭載し、対潜支援空母ながらも軽攻撃空母として使用された。1974年に退役した。
ベトナム戦争参加中の1967年11月、神奈川県横須賀に寄港中の同艦から4人の兵士がベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)と反戦脱走兵支援組織の援助により脱走し、スウェーデンに亡命する事件が起きたことでも知られる〔記録映画『イントレピッドの4人』(1967年、ベ平連製作)
フジテレビNONFIX『帰ってきた黒人脱走兵――ベ平連25年目の再会』1993年7月13日放送
朝日放送・驚き ももの木 20世紀『ベ平連・友情の大脱走作戦』1995年8月18日放送
NHK BS-2『世界 わが心の旅―アメリカ 忘れえぬベトナム戦争、脱走兵たち 』2001年10月14日放送〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イントレピッド (空母)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 USS Intrepid (CV-11) 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.